RazerのMercury Whiteシリーズからテンキーレスキーボードが発売されました。
本記事では、外観から性能まで詳細にレビューしていきます。購入の参考にどうぞ。
Razer BlackWidow Lite JP Mercury Whiteをレビュー
外観
外箱はこんな感じ。なぜか英語配列のデザインでビックリしましたが、中身はちゃんと日本語配列でした。
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とてもシンプルなデザインでカッコイイです。
盤面は銀色で、アルミのような質感です。とても高級感があり、RAZERのロゴもおしゃれですね。
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ライトアップすると、より高級感が出ます。白以外の色に光らせることができない点に注意です。
明るい部屋 暗い部屋
Caps Lockをロックしている状態だけ、緑に光ります。めちゃくちゃオシャレで大好きなのですが、私はCaps Lockをロックする時なんて無いので、あまり意味がありません。
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裏面
裏面もいたってシンプルです。四方の滑り止めと、角度をつけるための器具が備わっています。細かい角度調整はできません。
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ケーブル
ケーブルは白い布巻きで、比較的柔らかいです。端子は残念ながら「micro USB Type-B」ですね。
レイザー独特の緑のデザインが美しいです。
また、簡単にケーブルの着脱ができます。
掃除をする際などに、誤入力を防げて便利ですね。
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軸
このキーボードは、メカニカルキーボードであり、レイザーオリジナルの「オレンジ軸」が使われています。
有名な軸に例えると、茶軸に似た性能ですね。
静音リング
打鍵音を静かにするための、静音リングが付属しています。劇的に変化があるわけではありませんが、多少の静音化はできたように感じます。
若干、グニャっとした打鍵感になるので、好みが別れる代物でしょう。
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打鍵感、打鍵音
打鍵感はスコスコとした感じで気持ち良いのですが、底まで打った時に金属音がします。強めにタイピングすると、かなり響くので、残念なポイントですね。
静音化リングをつけても、軽減されませんでした。
打鍵音は、青軸や緑軸に比べれば静かではありますが、静音とは言えないレベルです。「緑軸よりも静かにしたい」程度であれば最適かもれませんが、完全な静音を求めるのであれば、他のキーボードの方が良いでしょう。
RAZER SYNAPSEで設定できること
レイザー専用のソフト、シナプスで様々な設定ができますが、他のゲーミングキーボードよりも、機能がシンプルですので注意が必要です。
キーバインド
他レイザー製品と同じように、基本的なキーバインドができます。
マクロを割り当てたり、メディア関連の機能も使えますね。使わないキーを無効化することも可能です。
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プロファイルを複数保存することができるので、普段使いやゲームによって、いくつものパターンを登録しておくことができます。
プロファイル変更時は、右下にポップアップで通知されるので、適切に切り替えが行われたかどうか確認できます。
※私の環境だと、ゲーム中は表示されませんでした。
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「Hypershift」という面白い機能もありました。「FNキー」を押している間だけ、その他のキーの機能を変更するというものです。
例えば、「FNキー+1」でプロファイルの変更を割り当てたりできます。
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ただし、[winキー]、[FNキー]、[F1~F12]、[prt sc]、[scr lk]、[pause break]は割当てが変更できません。ゲーミングモードのような機能も無いので、winキー誤爆を防ぐことができませんね。ここは大きな欠点だと思います。なぜ変更できないようにしたのでしょう…?
ライティング
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ライティングは白一色です。光り方も2パターンしかありません。ライティングに拘りたい方には向いていませんね。
「ライティングで現在のプロファイルを見分ける」といった使い方もしにくくなっています。
「スタティック」は通常の光り方です。「ブリージング」は「呼吸」とも言われますが、呼吸するように光の強弱が変わり続ける光り方です。
明るさの目安です。
明るさ100 明るさ50 明るさ10
完全に消灯することも可能です。
ゲームとのリンク
「APEXを起動すると、ゲーム用のプロファイルに自動的に変更する」というような設定ができます。各プロファイルとゲームをリンクすることができ、とても便利です。
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まとめ
ここまでで解説した、メリットとデメリットをまとめます。
メリット
- シンプルで高級感のある見た目
- 気持ちの良い打鍵感
- 静音リングが付属
デメリット
- 金属音がする
- 打鍵音がややうるさい
- 割当てできないキーが多い
- ライティングの種類が少ない
シンプルさとコンパクト感を求める人には最適
デザイン、機能共に必要最低限で、とてもシンプルにまとめられたキーボードです。
どんな机にも合うデザインですので、普段使い、ゲーム用途共にオススメのキーボードですね。
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