アイテムが多すぎて何を持っていけばいいか分からない…
…という初心者の方に向けて、持っていくべきアイテムや装備を解説いたします。
結論:完成形の画像
「いちいち解説を読むのが面倒だ」という方は、下の画像を真似して何となく装備を整えてみてください。
ポーチに空きがあるのは、スタンダード・エディションの大きさを想定しているためです。
あえてスペースを空ける必要は無いので、スペースがある方は、回復アイテム・食糧・弾などを入れましょう。
回復系
基礎知識:怪我の種類について
回復系のアイテムは、とても種類が多く、初心者であれば理解に苦しむと思います。
そこで、まず確認しておくべきなのは、怪我の種類です。
HPの減少 | |
痛み | |
軽度出血 | |
重度出血 | |
骨折 | |
壊死 |
これらの怪我が、プレイヤーの全身6部位に対して、それぞれ発生します。
他にも種類はありますが、とりあえず、持っていく回復アイテムを選ぶ時に、知っておかなければならないのは以上の6種類です。
つまり、この6種類の怪我を治療できるよう、回復アイテムを持っていけばOKです。
6種類の怪我に対応した回復アイテム
以下の画像を参考に、回復を持っていきましょう。
HPの減少 | Therapistから購入 | ||
痛み | Therapistから購入 | ||
軽度出血 | Therapistから購入 | ||
重度出血 | Therapistから購入 | ||
骨折 | Therapistから購入 | ||
壊死 | Jagerで交換。高価なのでポーチ(コンテナ)に入れて出撃するのがオススメ。 |
他にも回復アイテムの種類は沢山ありますが、とりあえずは上の画像を覚えておけば問題ありません。
回復アイテムの効果を調べる方法
数ある回復アイテムを使いこなすには、自分で効果を確認できるようになると便利です。
回復アイテムをダブルクリックすると、下の画像のように詳細なステータスが表示されます。
この画面を見れば、その回復アイテムが、どのような効果を持っているのか確認できます。
・「回復量 220/220 HP」
・「軽度出血を治療 50HP」
と、2つの効果が書いてありますね。
これは、「HPの減り()を220回復できるよ」
という意味と、「軽度出血()を治すのに50HP分を消費するよ」という意味です。
50HP回復するのと、軽度出血を1回治すのがイコールとなっています。
それ以外の怪我は治せません。
そこで、先程の表に当てはめると、AI-2とBandeageの役割を担っていることが分かります。
HPの減少 | ||
痛み | ||
軽度出血 | ||
重度出血 | ||
骨折 | ||
壊死 |
つまり、Car ファーストエイドキットを持っていくレイドでは、AI-2とBandeageは不要ということになりますね。
他の回復アイテムも見てみよう
こちらのsalewaは、「HPの回復」と「軽度出血を治療」に加えて、「重度出血を止血」することもできますね。
一見、様々な怪我を治せて万能に見えますが、落とし穴があります。
軽度出血が45/400HPの消費で治療できるのに比べて、重度出血は175/400と、消費量が大きいので、普通はsalewaで重度出血を治療することはありません。
多くのプレイヤーはsalewaと一緒に重度出血を治せるアイテム(・)を持っていき、治療します。
このように、回復アイテムのステータスを見れば、レイドにどの回復アイテムを持っていくべきなのかが判断できるようになります。
ショートカットの登録
回復アイテムは、ポケットかリグに入れておきましょう。
ポケットかリグに入れた回復アイテムは、カーソルを合わせて4番以降のキーを押すことで、ショートカットの登録ができます。
ポケットかリグに入れた回復アイテムを、画面下のクイックユーズ欄にドラック&ドロップすることでも登録が可能です。
店で買えるような希少性の低い回復アイテムは、利便性を優先して、ショートカット登録しておくとスムーズに回復ができるでしょう。
防具・身に付ける物系
防具も種類が多いです。重要度順に解説していきます。
基礎知識:アーマークラスについて
アーマー・アーマーリグ・ヘルメットといった、身を守るための装備をダブルクリックすると、「アーマークラス」という項目が見つかるはずです。(アーマーリグは右クリック→詳細で確認しましょう)
アーマークラスは、どのくらい防御力が高いかを表す数値です。
1~6の間でクラス付けされているので、強さの指標にしましょう。
クラス1~3 | フリーマーケット開放前のプレイヤーが使うレベル |
クラス4 | フリーマーケット解放後の多くのプレイヤーがスタンダードに使用するレベル |
クラス5~6 | フリーマーケットでは出品制限がかけられており、レベルの高いプレイヤーが使用するレベル |
ヘッドセット
ヘッドセットはマストです。
ナイフ一本で出撃するプレイヤーも、ヘッドセットだけは付けていくほど。
ヘッドセットを付けると、敵の足音が聞こえる範囲がグッと広くなります。
戦うにしても逃げるにしても、敵の接近にいち早く気づけることは大きなメリットです。
どのようなレイドでも必ず装着しましょう。
オススメのヘッドセット
Praporから購入できるGSSh-01がオススメ。
コスパの良いヘッドセットです。
ヘッドセットは種類によって、ヘルメットと併用できるかどうかや、音質が違うといった相違点がありますが、基本的にはどのヘッドセットも同じ物と考えて大丈夫です。
レイドで拾ったものや、スタッシュに余っている物で良いので使いましょう。
例外:一部の強力なヘルメットを装着する場合
画像のようなフルフェイスヘルメットを装備すると、ヘッドセットを装着できなくなります。
これは、「音での索敵を犠牲にして、引き換えに防御力を高める」という考え方です。
初心者のうちは縁のない話かもしれませんが、このような高級ヘルメットを装備する場合は、ヘッドセットはマストではなくなることを覚えておきましょう。
落とし穴
ヘッドセットが付けられないヘルメットでも、弱いヘルメットが存在します。
上画像のようなヘルメットは、ヘッドセットが付けられないのにも関わらず、アーマークラスが低く、弱いヘルメットとなります。
「アーマークラス3以下の、ヘッドセットが付けられないヘルメット」は、付ける価値が低いと考えて良いでしょう。
わざわざ、ヘッドセットを外して、音を聞きにくくしてまで、付ける価値は見い出せません。
アーマー
アーマーを付けていない状態だと、スカブの弱い弾で胴を撃たれただけで、簡単にキルされてしまいます。
強い弾を使っているPMCには、あまり効果が望めませんが、スカブ対策として、クラスの低いアーマーでも良いので装備しましょう。
オススメのアーマー
アーマーやアーマーリグはRagmanから購入できます。
ワイプ後は売り切れになっているケースも多いですが、トレーダーから買えるアーマーで1番防御力に優れているのが「6B5-16」
唯一、アーマークラスが3なので、入荷のタイミングを狙って購入したいですね。
「6B5-16」が売り切れている場合は、「PACA」と「6B2」が有力候補。
性能に大差は無いので、見た目や金額で選んでしまいましょう。
ヘルメット
ヘルメットは必須ではありません。
稀にヘッドショットを防いでくれる、心強い相棒ですが、頭上部の狭い範囲しか保護していません。
顔面や顎に弾がヒットすれば即死なので、ヘッドショット全てを防いでくれるわけではなく、「ヘルメットはあまり強くない」と考えているプレイヤーがいるのも事実です。
ヘルメットが保護している範囲を、狭いと見るか広いと見るかはプレイヤー次第です。
初心者プレイヤーは、「レイドで拾ったり、金銭的に余裕があったら装備する」くらいの認識で良いと思います。
オススメのヘルメット
SSh-68
Ragmanから購入できるヘルメット。
トレーダーから購入できるクラス3ヘルメットの中では最安となりますが、保護部位が狭いのと、一部ヘッドセットと併用できないのが玉にキズ。
6B47
Praporから購入。
SSh-68よりも1万ルーブル高額ですが、耳を保護してくれる上に、ほとんどのヘッドセットと併用できる優れモノです。
金銭状況や、使いたいヘッドセットとの兼ね合いで選ぶと良いでしょう。
ヘルメットを付けないときは、帽子を被ろう
ヘルメットは必須ではないと言いましたが、ヘルメットをつけないと、頭の地肌が目立ってしまいます。
タルコフのマップにおいて、肌色というのは非常に目立ちます。
特に頭となると、ヘッドショットを決められる原因になるので、絶対に地肌は隠すようにしましょう。
帽子でも効果的ですが、顔全体を覆うようなマスクが最適です。
Ragmanでバラクラバというマスクを購入できるので、何も被る物が無ければ買いましょう。
リグ
リグは、マガジンや回復アイテムなどを入れておく装備です。
マガジンは、リグとポケットに入れた物しかリロードの対象になりません。
マガジンのサイズと量に応じて、装備しましょう。
SKSなど、弾だけ持っていけばいい銃や、マガジンが1マスの銃は、ポケットで事足りるので必須ではありません。
Ragmanが販売しています。
バッグ
「バッグのサイズ=稼げる量」なので、できるだけ大きな物を用意したいところ。
スカブなどで拾ってきたバッグを利用するのも手ですが、お金に余裕のある時はRagmanの売っている中で一番大きなサイズを購入しましょう。
武器
武器は基本、銃本体1つと、予備のマガジンや弾薬を持っていきます。
マガジンや弾薬は、必ずリグかポケットに入れてください。
バッグに入ってるマガジンや弾薬は、リロードの対象になりません。
アサルトライフルやサブマシンガンであれば、マガジン3つ程度。
ショットガンの弾薬であれば、2スタック。
スナイパーライフルなどの単発銃の弾薬なら1スタックを目安に持っていくと良いでしょう。
多すぎる・少なすぎると感じたら調整してください。
マガジンを交換するタイプの銃の場合、マガジンとは別に、レイド中にマガジンに込めるための弾を持っていく方法もあります。(マガジンを沢山持っていくより、弾の状態で持っていった方が省スペースになります。)
食料、飲料
初心者のうちは、マップを覚えていないので、脱出まで時間がかかりがち。
時間経過で食料ゲージと飲料ゲージが減っていき、0になると徐々にHPが減ったり、スタミナの回復速度が遅くなる等のデバフを喰らいます。
対策として、食べ物と飲み物を1つずつ持っていきましょう。
飲み物は、Therapistからペットボトルを購入できます。
食べ物も同様に、Therapistからクラッカーが購入できますが、エネルギー回復量が少なく、コスパが悪いため、SCAV出撃や、woodsの建物を漁る等して手に入れるのがオススメ。
まとめ
以上を参考にしてレイドに出撃すれば、基本は抑えられたと言えるでしょう。
タルコフに慣れてくると、プレイスタイルやマップに応じて、必要な弾の数や回復の数を理解できてくるはずです。
本稿の内容は、あくまで基礎中の基礎と捉え、必要に応じてアレンジを加えていってください。
それでは、ご健闘をお祈り致します。